Rover Crew, 5th Setagaya

Rover Scout's Essays

Mar. 2017:アルバイト

私にとってボーイスカウトとは何か? さくら3月号にローバースカウトとして文章を書くことになって、また、先月号の松谷の文章を読んで、そんなことを考えた。

結論を言えば、私にとってボーイスカウトは誇りである。そして、誇りを与えてくれたボーイスカウトに心から感謝している。

私がボーイスカウトに入ったきっかけは、友人の紹介だった。今から振り返ると、その友人に大変感謝するとともに、縁というものの不思議を感じる。しかし当時は、不安な気持ちが強かった。私はボーイ隊から入団したので、初めの頃、皆と上手く打ち解けられるか心配だったのだ。

だが実際には私の不安は杞憂であった。ボーイスカウトの人たちは皆ユニークで、普段出来ないような活動もたくさん出来た。私はすぐに、毎回毎回の活動が楽しみで仕方なくなった。

ボーイスカウトは班活動が基本だ。自分の班を上手く運営し、他の班に負けないよう頑張る。そうする中で協調性と競争心が育まれるのだ。つまりは二重の意味で、お互い刺激し合える環境をボーイスカウトの班活動は用意してくれる。

協調性と競争心が大事であるということは、アルバイトをやっていて一番強く実感する。アルバイトでは一人で出来る単純作業もやるけれども、一人ではこなせず仲間との連携が必要となる仕事の方がずっと多い。それに、長くアルバイトをやっていると、仕事の範囲が増えて内容も高度になっていくので、仲間と互いにスキルを高め合っていく必要もある。

仲間と連携し高め合うことが出来ないと、良きアルバイターにはなれない。私がボーイスカウトで培った協調性と競争心は、アルバイターとしてもとても役に立っている。

アルバイト以外でも、ボーイスカウトで得たものが役立つ場面はたくさんある。そのような場面に出会うたび、私はボーイスカウトに感謝するとともに、スカウトである自分を誇りに思うのである。

まだ話したいことはたくさんあるけれども、今回はこの辺にしておこう。

ローバー隊 山根徳仁