Rover Crew, 5th Setagaya

Rover Scout's Essays

Sep. 2018:ジャンボリーという名の短期集中リーダー養成合宿

1週間が過ぎた今、日本ジャンボリー(17NSJ)のことを思い返す。まずは、この夏最初のビッグイベントを支えてくれたリーダーの方々に「お疲れ様でした」と言いたい。

ジャンボリー。この響きを聞いて、心踊らないスカウトはまずいないだろう。途中参加の自分だったが、初の日本ジャンボリーは一言でいうと最高だった。大集会や閉会式の様子は今でも脳裏にまざまざと浮かぶ。 1つの大きな場所に大勢が集まってキャンプやイベントをする。その高密度な空間は圧巻だったのだ。

僕らローバー隊はリーダーとして参加したので、ただ楽しみに行くというのではない。あくまでスカウトの指導やサポート、あるいは現地作業が主である。しかしジャンボリーの高密度な経験は、スカウトのみならずリーダーにとっても、大きな成長のチャンスだった。そんな今回のジャンボリーでは、2つのことを意識した。

1つは、スカウトとの接し方である。

実はボーイ隊のスカウトとローバーの距離は意外に遠い。年齢的にはほとんど大人と子供である。なので、スカウトはローバーに対して関わりづらさを感じたり、時によっては恐怖さえ覚える。自分がスカウトの時は実際そうだった。

そういう自分の経験もあったので、私はスカウトにとってなるべく近い存在でありたいと思い、彼らが接しやすいような関係を築きあげようとした。

具体的には、呼びかけるときは必ず名前を呼ぶ。偏りが無いようになるべく全員に話しかける。そして、スカウト目線=子供目線で会話をし、「うんうん」とちゃんと話を聞いてあげることが大切だと思っている。

2つ目は、ローバースカウト内での役割分担である。

普段の活動から各々の役割分担をもっと明確にすべきだとは考えていた。ローバーの新人3人が入る前にも、大まかな役割は存在した。だが、全員で集まることがあまりなかったこともあり、各自の役割はなあなあになりがちで、新しく役割分担することも先延ばしになっていた。

ローバーなのだから、ただ単に自分達の楽しい活動をするだけではいけない。保科BS副長もおっしゃっていたが、何か目的を設定し、それに向けて自分達で細かく計画して、お互い意見交換しながらそれぞれの役割を担い活動していくことが重要なのだ。つまり、ローバー隊はまともな「組織」であらねばならない、ということである。

今回のジャンボリーでは、細かい役割分担はまだ不十分だった。これからの活動では、7人全員がそれぞれノルマ的なものを持って、1回の活動ごとになにかしら得るものがあるようにしていきたい。

ジャンボリーを通して、ローバーのボーイとの関係性や役割を改めて考えさせられた。今のボーイは、次のジャンボリーではベンチャーとして参加する子が多いと思うが、その時になったら、今度は下の子達を引っ張っていって欲しい。あるいはその時の自分の役割を果たしながら、他の団との交流を深めるなどして経験値を積んでいって欲しい。そうやって立派になった君たちを、ローバー隊は待っている。

ローバー隊 山根徳仁